2017年12月20日水曜日

スマホ写真を印刷する

スマホを使っても、写真を紙に印刷して葉書を出したい、というニーズは多いようです。撮った写真は、メールやlineやブログで見せれば良いのですが。それに、動画はどう頑張っても紙に印刷できません。しかし、そういうニーズにぴったりの新技術のプリンターが見つかりました。
IMG_20171215_104657この真ん中のiphone5より小さいものがそれです。
LifePrint という製品です。
ここに詳細ページがあります。
プリンターは、用紙100枚セットで購入すれば、20000円程度です。
インクが不要な、ポラロイド写真のような印画紙に焼く方式です。用紙は、5cm×8cmの小型ですが、葉書に貼って送れます。
スマホとの接続は、ブルートゥースを使います。本体に、用紙が10枚セットでき、1回の充電でそれくらいは印刷できます。

何が凄いかというと、印刷された写真をスマホのアプリで見ると、動き出すのです。
プリンターを買わなくても、アプリは無料でインストールできます。ストアで、LifePrintで探してください。
Screenshot_20171216-101425インストールして起動させると、最初にいろいろ確認が出てきます。このアプリは、カメラやスピーカーを使うので、その承諾と、アカウントの登録が必要です。facebookやtwitterのアカウントをそのまま使えば良いですが、メールアドレスとパスワードで新たに作ることもできます。
実は、写真の画像に動画のリンク先が埋め込まれているのですが、アプリでは、カメラで見た画像にARのように埋め込まれた動画が見えます。また、印刷したものの画像をパソコンで表示したり、別のプリンターで印刷しても、リンク先が読み込まれます。
下の2枚の画像も、LifePrintで作ったものなので、スマホでLifePrintを起動し、下の中央の再生ボタンをタップして、写真をカメラで覗きます。
そうすると、画面に映った写真が動き出します。
動画は、今のところ15秒しかありません。通信量の事情からでしょう。
アナログが、VRでデジタルになる、楽しいものです。
プリンターは、もう少し大きいものもあり、印画紙サイズも2×3インチの他、3×4.5インチも発売されました。



*インストール時に、アカウント登録しなくても使えます。プリンターを持っていない場合は、インストールした起動画面のVIEW A HYPERPHOTO!のボタンをクリックし、カメラが起動した画面の枠内に写真を表示させてください。

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印画紙でなくても、再生できます。液晶画面の下の写真の合わせても動画再生ができます。
ダウンロードに若干秒がかかる場合もあります。

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2017年11月13日月曜日

Windows10のVoiceRecorderで、カセットテープをCDに

●ボイスレコーダー

これまでの「サウンドレコーダー」が、10になって「ボイスレコーダー」に代わりました。パソコンでの録音が制限され、インターネット動画再生やCDディスク再生の音が録音できなくなり、マイク端子からの入力のみ録音できるようにしたので、名前が変わったのです。マイクからの音源には、基本的に著作権は無いからです。

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アクセサリではなく、メニューの「ほ」にあります。

●超シンプルなアプリ

初めて起動すると、真ん中に録音ボタンしか無い、シンプル構造のアプリです。

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マイクボタンを押して、録音開始すると、停止と一時停止のボタンが出て、入力があると真ん中の円がレベルに合わせて動きます。入力が無いと小さいまま止まります。

録音を止めると、録音一覧と、三角の再生ボタン・左下には再録音開始ボタンが出てきます。

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右下には、若干の編集ボタンが並びます。左から、共有・トリミング・削除・編集ボタンです。右端の…は設定ですが、大した設定はできません。「ファイルの場所を開く」で、自動保存されたファイルの保存フォルダが開きます。保存場所はドキュメンツのサウンドレコーディングです。ボイスレコーダを起動すると、一覧が出て、選択して再生ボタンを押せば、プレーヤーとして再生してくれます。

●ファイル形式は、m4a

これまでのサウンドレコーダーは、基本wav形式でしたが、ボイスレコーダーはm4aというmp3進化系の、スマホiphone標準の最新形式です。

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ここでは、音楽ファイルとしての属性が表示されますが、サイズも表示しました。

ファイルをWクリックで開くと、GrooveMusicという10の新しいアプリで再生されます。

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●マイク端子に、カセットデッキを繋いで録音してみた

「古いカセットテープを、CDに焼直したい」という友人の要望があったので、廃棄寸前のカセットデッキを繋いでみました。パソコンには、マイク入力端子しかないので、デッキの出力をピンに変換するケーブルを用意し、デッキの出力をPCの外部マイク入力の端子に繋ぎます。ケーブルの一方は、デッキの出力に合わせますが、ピンをマイク端子に繋ぐ場合、「抵抗入り」のケーブルを用意します。

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デッキの出力は、標準100mVで、マイクの出力は2mVくらいです。デスクトップパソコンの場合は、マイク入力端子(ピンク)の他に、ライン入力端子(水色)がある場合があります。その場合は、ここにピンを繋ぎます。緑はスピーカー出力なので間違えないように。パソコンにマイク入力しかない場合は、「抵抗入り」というケーブルを購入してください。抵抗入りならば、100mVの出力を、マイク端子に入れることができます。

●テスト録音

数十秒録音して、再生してみます。実は、マイク録音中は、ハウリング防止のため音が出ません。

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輪が大きく動けば、音声入力が録音されています。停止して、再生して、確認します。

テスト録音は、削除します。

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音が大きすぎて歪んだり、小さすぎて聞こえなかったりする場合は、録音の音量を調整します。

通常は、自動調整で大丈夫なはずです。

●録音の調整

調整は、ボイスレコーダーではなく、パソコンの画面右下のスピーカーアイコンを右クリックしたメニューの録音で調整します。無い場合は、コントロールパネルのハードウェアとサウンドのサウンドを開きます。

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録音プロパティの、レベルを開きます。

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音が大きすぎて歪む場合は、マイク音量を下げ、マイクブーストを減らします。ただし、後で内蔵マイクを使う場合は、元に戻せるように、最初の設定を覚えておき、録音を終えたら戻してください。
可能なら、詳細で音質をなるべく良くします。サンプル周波数が大きいほど良い音で録音できます。

●録音データの確認

カセットテープは、A面B面があり、合計がテープの容量です。60分テープなら、片面30分で、途中で止めない限り、連続したデータになります。曲ごとに分割したい場合は、手動で録音を切り替えないといけません。始まりや終わりの位置をトリミングすることはできますが、編集にはほかのソフトを使う方が良いです。音楽CDには、最大80分(理論値で、実際には70分以下)まで入ります。空白を入れて、曲を分割していますが、基本連続したデータです。カセットテープをCDにする場合は、合計の時間だけ気にすれば良いです。

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●CDに書き込む

CDRに、音楽CDの形式で書き込むには、windows10にも残っているWindowsMediaPlayerで可能です。DVDを作成する機能はWindowsにはありませんが、音楽CDを作成する機能は残りました。

今までは、音楽CDを作るにはwavファイルが必要でしたが、m4aのまま書き込めます。

しかし、70分を超える場合は、私のPCではエラーになりました。無料の書き込みソフトExpressBumを使うと80分まで作れました。ここでは、WindowsMediaPlayerで音楽CDに書き込む方法を紹介します。

書き込みのリストに、作成した録音データを加え、CDRを入れて「書き込みの開始」をクリックするだけです。ファイル名が日本語の場合文字化けするようですが、どうせ曲ごとに分けていないので、そのまま書き込みました。片面だけならスムーズに書き込めたので、ファイル名の文字化けは影響ありません。また、設定を見ると形式はオーディオCDとなっており、普通のCDプレーヤーで再生できます。録音データの形式m4aは、スマホのプレーヤーでも再生できるので、CDにしなくても使えますが、古いカセットテープを古いCDプレーヤーで再生する、という目的はwindows10のパソコンだけで出来ました。

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2017年11月7日火曜日

Dobby初飛行

200g以下の、超小型ドローン・Dobbyを外で初めて飛ばしてみました。
カメラが良いので、撮影用ということで、あまり速い動きはしません。
安定した飛行で、操縦も簡単です。
規制外なのですが、やはり公園などで飛ばすのは気が引けるので、購入して一年は室内フライトだけでしたが、思い切って飛ばしてみました。




下は、三回目のフライトです。いつもの場所は、ゲートボールの人たちがいたので、奥の方に移動しました。高さと距離を増やして飛行させました。まるで、凧揚げのようです。


2017年7月16日日曜日

西九州の旅2017-7-11/14

msohtmlclipclip_image0012017年7月11日から14日に、鹿児島・熊本・島原・長崎・佐賀を回る旅行をしました。
往きは、JetStarの成田・鹿児島便、帰りは春秋航空の佐賀・成田便を使い、往復で16000円と格安でした。




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 







 
●1日目:成田・鹿児島・知覧・指宿
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JetStarは老舗の格安航空で、成田空港第三ターミナルの主なので、駐機場も近くを占有しています。エアバス社のA320は、追加料金を払った足元余裕席でもきつく、薄い背もたれシートは後席の子供の蹴りが伝わってきます。出発直前の整備不良発見で、1時間遅れました。
鹿児島空港到着直後、スマホの緊急警報が地震を伝えてきました。鹿児島湾で震度5強、このような大きな地震は50年無かったそうです。空港では感じなかったのですが、嫌な予感が・・



●知覧経由で、指宿温泉へ
熊本駅前でレンタカーを借り、指宿温泉を目指します。予定では、桜島に渡る予定でしたが、レンタカー屋で「指宿方面は、鉄道も止まっていて、がけ崩れで道路も通行止めのところがあるそうだ。」という話で、昼食をとってすぐに指宿に向かうことにしました。
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人気の行列店、「黒かつ亭」で、黒豚ロースかつ定食を食べました。午後2時くらいでしたが、並ばされました。黒豚の香りのあるかつは、ジューシーという感じでしたが、半額の人気限定ランチセットで良かったかなと思いました。
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市内を抜け、鹿児島湾沿いの道を進むと、桜島はどこからも見えます。地震の影響はなさそうなので、途中から山へ入り、知覧に向かいました。殆ど車も通っていない道で、震源にも近い地域なので心配でしたが、快適な道でした。
途中、休憩を兼ねて、知覧武家屋敷に寄りました。屋敷は、現在も住んでいるのでリフォーム済みで、庭だけが当時のものを残しているという「武家屋敷」でした。
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●知覧特攻平和記念館
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途中、殆ど車とも出会わなかったのですが、駐車場には、観光バスや車も多くありました。
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館内は人も多く、「撮影禁止」になっているので、外からガラス越しに撮影しました。沖縄戦に向け、ここから出撃した特攻隊の写真が、第一次から第七次まで並んでいます。沖縄のひめゆり記念館とセットになるものでしょう。個人情報が多いので「撮影禁止」は仕方ないかもしれませんが、やはりカメラに焼き付けておきたいものばかりでした。平和記念というより、戦争で亡くなった若者たちの慰霊館というものです。多くの霊を感じました。
●指宿温泉
ナビの指示通りに、宿へ向かったので、温泉街という雰囲気の感じられない場所の旅館に到着しました。海に近い、川沿いにありました。
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宿の主人の話では、50年住んでいるが初めての揺れだったそうです。桜島で火山性の地震には慣れているそうですが、経験のない揺れに驚いたそうです。宿に源泉かけ流しの湯があるので、砂蒸しは止めて早く寝ることにしました。熊本地震のような、2度目の本震に不安が残ります。
夜は、カエルの鳴き声がうるさく、ビールを飲んでも寝付かれません。首のない人たちが歩きまわる夢を見ました。知覧の霊を引きづってきた?
●2日目 九州新幹線で熊本へ
朝早く出かけ、枕崎・池田湖もあきらめて鹿児島に戻りました。実は、九州豪雨の雨雲が南下してきて、熊本から鹿児島に向かっているといういう予報のためです。新幹線で、雨雲と逆行するため、早く鹿児島に戻ることにしました。レンタカーを返し、熊本駅に歩くところで、雨が降り始めました。予定通り、新幹線移動中に雨が降りましたが、熊本到着時には晴れていました。
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●熊本城
熊本城は、地震の復旧工事中で中には入れません。復旧工事が終わるのは20年先なので、外から回ります。これだけの石垣が、残っていたのが不思議なくらいですが、これを元通りにするのは難しいと感じました。被害の少ない建物も多く、本丸の工事中のクレーンとネットに、違和感がありました。木造ではもう見られないのでしょう。
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●熊本ドライブ
また、レンタカーを借りて阿蘇に向かいました。天気がいいので、車で近くまで行ければと思いましたが、道路が回復しておらず、ナビ通りには進めません。う回路を何度も回りながら進みますが、だんだん渋滞が発生してきます。原因は、う回路に車が集中するのと、晴れてきたため濃霧が発生したことによるものです。ここまで見えれば十分です。峠の途中で、あきらめて市内に戻りました。
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ナビに、水前寺公園をセットしました。
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日本人はあまりいませんが、外国人が多く来ていました。一時無くなった水も戻り、地震の被害は見られません。
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それにしても、熊本市内は車が走りにくい。ナビが指示を終えてから、そこに着くのが大変です。
車で行けるレストランを探しましたが、レンタカーを返して、予約したホテルに歩いて戻りました。
●3日目 島原から長崎に入る
熊本城の近くのホテルから、バスで熊本バスセンターに移動。ここから、熊本港まで移動して、フェリーで島原に入ります。バスセンターは分かり難く、予定のバスも出てしまったのでタクシーで港に行きました。熊本港も、島原に渡るフェリーも、観光イメージの無いものですが、たった700円で島原に行ける実用的なものでした。車移動の人が殆どです。
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島原鉄道で諫早まで行き、そこからJR長崎本線で長崎に移動します。
せっかくなので、島原城を見学。車で来ていれば、雲仙観光もできましたが、今日の最終目的地は、長崎ハウステンボスです。先は長い。
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●島原鉄道・JR九州
島原鉄道は、植木元太郎が将来の国有化を目指して個人で引いた鉄道でしたが、戦争の影響で国有化が行われず、私鉄のまま残りました。車内に、その歴史と植木元太郎の業績を伝える案内が掲げられています。一両編成のワンマンカーですが、何となく暖かい鉄道でした。
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海岸線ぎりぎりを走る、諫早までの乗車は快適でした。
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JR九州も、独特の車両ばかりで、鉄道マニアではなかったのですが、「てっちゃん」の気分になってきました。
●長崎市内
まずは、原爆記念公園に。これも、なかなか広くて分かり難いところにあります。
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爆心地の碑の近くに、被爆当時の地層が展示されていました。茶碗などの生活具が地層になって埋まっています。
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大浦天主堂、グラバー亭、オランダ坂など、すべて山間の斜面で、細い階段を上ったところです。市電ですぐに停留所には行けますが、そこから探すのが大変。暑くて、ペットボトルの水がすぐになくなり、足にまめができました。
ハウステンボスへJR九州・大浦線でいきますが、これまた2両編成のワンマンカーです。
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今日の宿は、ハウステンボス内の城内ホテルです。駅に着いたのは、午後6時過ぎでした。シャトルバスで、ホテルに直行し散策コースでの入場は明日にしました。
●4日目 ハウステンボスから、佐賀吉野ケ里へ
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城内ホテル宿泊者は、30分早く入場(入国?)できるので、8:30から行動開始。歩いて反対側の出口まで行き、荷物を預けて身軽にしましたが、疲労は溜まっています。東京ドーム4個分という広さも、駐車場・ホテル・アトラクションなどの商業施設がほとんどで、散策すべき運河の周りは、さほどでもなかったように思います。昼までに、船で半周し、2往復しました。
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真夏なので、バラ園は調整中で、ユリとヒマワリがテーマでした。水辺のアトラクションが中心で、家族連れはほとんど水着でウォーターパークで楽しんでいました。遊覧ヘリもありましたが、多分数分で終わってしまいます。観覧車で十分でした。
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船やヘリの他、自転車・馬車・ミニタクシー・機関車など、移動ツールはたくさんありますが、気に入ったのは1時間4000円のセグウェイでした。2回目からは、講習料が無くなり1時間2000円になります。自転車は膝に来るので、セグウェイは立って寄りかかっているだけで前進してくれます。今後の老人の移動手段は、これが便利です。自転車や、電動カートよりも置き場所に困らず、軽いです。安倍さんよ、この規制緩和を早めてくださいよ。60歳以上限定にすれば、若者のスケボーより公道でも迷惑がかかりません。スピードも、6Km/hしか出ませんから。
●佐賀・吉野ヶ里公園へ
帰りの飛行機は、佐賀空港19:30の春秋航空の成田便です。午後は、佐賀駅から20分の、吉野ケ里遺跡でも見に行こうと計画しました。佐世保か久留米にも行けましたが、吉野ケ里遺跡を採集にしました。誰かが「佐賀には何もない」などと言っていましたので、ちょっと見るだけのつもりでした。大村線から長崎本線博多行に乗り、各駅でも90分、ゆっくり休みながら列車の旅を楽しみました。
これも、二両編成ワンマンカーでしたが、シートは簡単に向きが変えられる革張りシート、窓は8列繋がったパノラマウインドウで、普通列車とは思えないものでした。線路の敷地は広く、美しい田園と山と川を越えて行く、楽しい列車移動でした。
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吉野ヶ里公園駅を降りて、タクシーを探しましたが、畑の中の駅には自転車しかありません。
看板を見ると、「公園入口まで700m」とあります。10分くらいのはずですが、近くの女子高生に聞くと「うーん、でも入り口から遠いから30分くらいは・・」しかし、車は無いので猛暑の中歩きました。ゲートには着きましたが、その先が広い!途中まで進むとガイドが出てきて説明。歩くと、片道30分・全部回ると1時間以上かかると・・。シャトルバスに乗ると、場外を端まで行くので、やはり1時間以上歩かないといけません。
他の中高年の一行も悲鳴を上げていましたが、誰かの「行けるとこまで取りあえず」の声で、歩き始めました。もし、彼らがいなかったら、ここで引き返したかも・・
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鳥居をくぐって広場を進み、やぐらに上って周りを見てびっくり・・
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やぐらの上には、中高年がぎっしり。これも中高年のボランティアガイドが、熱弁をふるっていました。次々に中高年たちが質問、自称「頑固なガイド」が自説を展開します。確かにこれを見渡せば、ここに縄文時代に邪馬台国が間違いなくあった、という気がしてきます。遠くの北の端には、その御殿が再現途中のシートを被っています。荷物を、駅のロッカーに預けてくれば良かったと思いましたが、荷物が無くてもそこまでは歩けなかったでしょう。確かに、ここには壮大なロマンがありました。吉野ケ里遺跡、甘く見ていました。
●佐賀駅に戻り佐賀空港から成田へ
熱中症寸前の体を引きずり、吉野ヶ里公園駅に戻り、佐賀駅へ。空港バスで、佐賀空港に。空港までは、30Kmくらいの距離なので、リムジンバスは市営の路線バスです。荷物を積む場所はありますが、運転手は手伝いません。一般の客も乗り込み、途中15カ所くらいの停留所に止まります。
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空港は、ゲートが2つで、近い時刻の便があると待合室は座る空席もありません。席を確保したら、荷物を置いてトイレにも行けません。確かに狭い。これで、ソウル・香港への便もある国際空港とは・・。でも、やはり春秋航空は快適でした。機体はボーイングなので、席も広いし、シートも厚い。この日は、3連休を控え、満席でした。